使われる各部材には凸金具、または凹金具※が備えられており、その金具同士をハンマーで打ち込むことで固定し組み立てる工法です。
一定間隔に支柱となる鋼管を置き、緊結部付きの水平材、斜材などをくさびで緊結して足場を作ります。
低中層建築物への工事に適しています。
※くさびといいます。
懸け橋では、数多くの足場のなかからくさび式足場を選び採用しています。
くさび式足場は、「短工期」「低コスト」「高い強度」「高耐久性」といった優れたメリットがあり、もっとも安全で高いコストパフォーマンスを得られます。
足場仮設工事のなかでもっともオーソドックスな工法です。
鋼管を門型に溶接された建枠にはめ込み、交差筋違い・鋼製布板などの基本部材を組み合わせて積み上げていきます。
建枠に筋違い・布板を組み合わせることで、さらに強度を高めることができます。
施工高さは原則地上45mまで可能で、高層のビル・マンション建設にも適用可能です。
直径48.6mmの「単管」と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる工法。
鋼管に金具を噛み合わせ、ボルトで締めることでパイプ同士を接続して、足場を組み立てます。
2本の支柱の間に歩み板を並べたものが「二側足場」、1本の支柱にブラケットという腕木をだし、その上に歩み板を並べたのが「一側足場」です。
小規模な工事や作業現場、幅が狭いビル間での足場として用いられます。
足場を下から組み上げるのではなく、上部から吊り下げる工法。
鉄骨梁などから吊り材によって作業床を支持します。
吊り足場は危険が伴うため、足場の組立等作業主任者を置く必要があります。
主に橋梁やプラントなどで採用されます。
足場の組立・解体時に先行して手すりを設置する工法。
常に外側を手すりで囲まれた状態で作業ができるので、墜落する危険性を抑えることができます。
足場下部に可動できるキャスターが付いており、人の手で容易に移動することができます。
鋼管をやぐらのように組んでいきます。
天井や壁などの仕上げに利用されます。